こんにちは、とまとです。
息子が3人います♡
息子3人インターナショナルスクールを受験し
今年6月までは3人通っていました。
いまはコロナショックで長男のみインター生、
来年1月からはニュージーランドに留学予定です。
(コロナの影響でまだ国が閉鎖中、ビザ待機状態)
↑NZに住むお友達。いつでもどこでも自由にリーディング♪
こういう型にはまらない自由な感じが好き♡
旦那さんも私も日本人。
生徒のほとんどは外国人かハーフのお子さん。
日本人家庭は全体の20−30%くらいでしょうか。
学年にもよりますが。
インターに通う子の日本語能力について説明したいと思います。
学校での日本語クラス
Japaneseクラスについて
学校での会話、授業はもちろんすべて英語です。
当たり前ですが日本人同士でも英語で会話します。
日本語を喋っていいのはJapaneseクラスのみ。
Japaneseのクラスは1日置きにあって
日本の学校と同じ教科書や漢字ドリルを使います。
日本の学校では国語の授業は毎日あるので
その半分しか学ぶ時間がないということです。
Grade12(12年生は日本の高校3年生)の卒業時期には
高校1年生レベルまでの勉強を終えます。
因みに8年生の長男はまだ日本の5年生レベルを勉強しています。
(日本の学校に通うようになった次男と同じレベルです)
宿題について
宿題はJapaneseのクラスがあった日のみ出されます。
ほぼ漢字の練習です。
日本の学校は家で勉強する用の読み・書き順・例文を
作ったりする枠付きの漢字ノートがあるのですが
日本の学校のように漢字ノートというものがないので
先生からもらったプリントをやったり
漢字練習帳にひたすら漢字のみを書きます。
書き順はまったく習わないので順番ぐちゃぐちゃです。笑
↑こちらは長男G8のJapaneseクラスの宿題。
四字熟語について、なぜこの言葉を選んだか不明。笑
アドバンスクラスについて
まったく日本語を喋れない、書けないという子もいるので
学年でだいたい2〜3クラスにレベルを分けられます。
日本語を使える日本人家庭の子は
通常アドバンスクラスという一番上のクラスになります。
日本の学校と同じように読解問題を解いたり
作文や漢字の勉強をしたりしています。
G6からの選択について
エレメンタリーのG5までは必ずJapaneseのクラスがあるのですが
G6からのミドルスクールでは外国語としての選択授業になります。
必ずしもJapaneseを取らなくてもいいということです。
稀に日本人の子でも英語の方が強くなり
Japaneseを取らずFrenchを選択する子もいます。
今後日本では仕事しないって、覚悟と度胸がいりそう。
漢字って難しいですもんね。
学校以外での日本語
家での会話
我が家は日本人家庭なので家での会話は日本語でした。
たまーに、兄弟で英語で喋ってたりもしますが。
特に喧嘩になった時。
汚い言葉って英語の方がぺらぺら出てくるんですよね。
学校の授業だけでは足りないと公文や塾に通う子も多いです。
お友達でSAPIXに通う子なんかもいました。
G5でエレメンタリーを卒業したタイミングやG6−7の途中で
私立校に受験して移る子も毎年数名いるのです。
学校の勉強と両立して塾通い、
ほんとに大変だと思います!!
我が家は絶対にむり〜。
友達との会話
お友達同士ではよく英語と日本語を混ぜて話します。
複数の言語を切り替えながら話す行為のことを
コードスウィッチングというそうです。
英語が第二言語として使われる国々では日常茶飯事です。
いまだ三男でも両方ごちゃ混ぜで話します。
「ママ、今度のFridayに○○とplaydateしたいんだけど
△△もjoinしてほしいからママにラインしてみて。」など笑
前にも書きましたがインター生の英語と日本語は中途半端なのです。
今後日本語がどれくらい必要か
今後子供達がどこで生活するかで
どれくらい日本語が必要かは決まると思います。
インター出身のママは、
漢字があまりできないという自分の苦労があったので
「いま日本で暮らしているからやっぱり日本語は勉強した方がいい」
と言って息子を週1で塾に通わせています。
海外で仕事してこの先海外で暮らす予定なら
日本語を使うこともあまりないので
ある程度(中3レベルくらい)できれば問題ないと思います。
かなり前ですが長男がまだ5歳くらいの頃
お受験系の体操教室に通っていた時の話。
(余談ですが渡辺満里奈さんと名倉さんのご子息と同じクラスでした笑)
先生が「ももいろの線に整列してくださーい!」と言って
みんなきちんと動けるのですが
長男だけがきょとんとしていました。
ももいろがなんのことかわからなかったのです(>_<)
日常で使いませんもんね。
ピンクですよ、ピンク。笑
特殊な言葉は知らないんです。
聞いたり使ったりして覚えるので。
こうして恥をかいても一つずつ勉強していくものです。
大人になった彼らがどこで生活するのかまだわかりませんが
いま日本で生活しているうちに日常でいろんな言葉に触れて
学習していってほしいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
インター生と日本の学校を卒業した子達との日本語の差は
けっこう激しいと思います。
ですが、以前の記事にも書いたように。
日本語に限らず必要とあれば努力して勉強して
柔軟に身につけることができるように訓練されているので
私はそこまで心配はしていません。
いま長男は塾にも公文にも通っていませんが
スクールで教えてくれる日本語は一生懸命勉強して
身につけていってほしいと思っています。